団塊世代の両親がもらっている年金額から考える

こんにちは まめまめ です

私の両親は昭和23年生まれ・思いっきり団塊世代です

2017年1月現在、両親ともに68歳で、年金は60歳から支給されています・・・羨ましいナー

国民年金に加え、厚生年金、厚生年金基金もあり、年金収入だけで夫婦合わせてその額

手取り30万円以上(源泉徴収・社会保険料差引後)

一ヶ月30万円もあれば余裕で暮らせますね!(持ち家でローン無しだし)

くっそーアタシたちはこんなにもらえないんだよなぁ!団塊世代は逃げ切れていいな!

と思う一方

「この状況っていうのは、むしろありがたいのでは?」

とも考えられるんです

なにを言っているんだ?とツッコミが入りそうですが・要するに

親を養わなくていい

ということですよね!

もし両親の年金がとてもショボくて、年金だけでは暮らせない状況なら

子である私たちが、仕送りなり同居なりをして、両親を養っていくことになります

※同居のメリットデメリットの話はおいといて

そう考えると、年金って払うだけクソだよな!っていうふうには言い切れないと思うのです

子が負担する経済的・心理的な面でも、公的年金制度が全く使えねーものではない

年金制度は実に複雑で、時勢によって制度も変化していきますが、私たち現役世代の生活をも、年金制度が守ってくれているということです

ただ・・・

私の両親を見ていると、健康なんですよね(゚∀゚;) 

今60代後半ですが、きっと80歳くらいまでは余裕で生きると思う・・・

人口の多い団塊世代が、今後10年以上生き延びるとすると、給付する年金も莫大な金額になりますねぇ・・・

財源も乏しくなる一方で、どーなっちゃうんだろうと思っていたらこんな記事が

17年度年金受給額0.1%下げ 3年ぶり減額(日本経済新聞)

そうだよね、給付額も減らしていかないとねぇ・・・

もし、収入が年金だけならば、長生きするほど給付額が減っていくことを予想するとそれはそれで非常に困ることになる・・・

そこで、年寄りになっても、年金以外の収入があればより安心ですね!

私の両親の場合は

1.父親はまだ会社を経営していて、月収がある

2.保有株式などからの配当金収入がある

3.母親は30年以上パートで働き続け信頼もありリタイヤを言い渡されず、パート収入がある

4.保有不動産の家賃収入がある

に加えて、二人分の年金がある

どうですか、年金以外に4つの財布があるんです

これは、両親が若い頃に精一杯がんばって、4つの財布を作り上げた結果です

若い頃は、どんなに貧乏でも暮らしていける・歳を取った時=働けなくなったときに、収入源がひとつでも増えるように、コツコツと努力した結果です

公的年金制度もありがたいのですが、やはり若い時=働ける時に、収入源=財布を増やす・このことがとても大切だと思うんです

将来のことなんて誰も予想できない・だけど自分が歳をとることは確実にやってきます

働ける時に働いて、年金を納めて、できる限り財布を増やす

これが、自分や子ども達を守るためにも必要なタスクだと、私は考えています

十分な貯蓄があったとしても、年金で足りない分を貯蓄から切り崩しながら生活するパターンと

働けない状況でも年金以外の財布から収入があるパターンと

どちらが自分にとってベストなのかを、若い時から考えておくことをオススメします