理科が好きな子どもになるには?机上の暗記ばかりではつまらないのも当然でしょう

■この記事は2021年7月15日作成・16日に公開しました■

こんにちは まめまめ です

皆さんは『理科』お好きですか?

このブログを読んでくださっている皆さんは

子育て中の方も多いと思いますが

質問を替えて・皆さんのお子さんは『理科』お好きでしょうか?

。。。我が家のムスメたち、ふたりとも。。。

キライだし苦手です(;・∀・)

長女が小学校低学年のころ、ゆとり教育のなごりが1~2年?あって、その頃の教科書が
メチャクチャうっすい!字がデカいし写真ばかり!!のに不安を感じ
博物館や動物園・水族館のワークショップに連れて行って、興味を持たせるようにがんばったっけ。。。

結果:興味は出なかった
/(^o^)\

以降、ゆとり教育は終焉・転じて教科書重たい時代に突入して

理科はすっかり暗記科目 になったような感覚です
中学校の教科書なんて、理科に限らずワークも資料集もたくさん配布されて
ムスメたちは、それを見ただけでウンザリしていたと思います()

一方母親のアテクシは、子どものころから自然現象に萌える変人だったので
ひとりで家の裏の原っぱに行っては、植物をガン見してスケッチしたり
虫取りをして家の図鑑で調べたり・・・標本も我流で作ったり

コップ一杯の水に、台所の塩や砂糖がどれくらい溶けるかをひたすら試して記録したり
東急ハンズでリトマス紙を買ってきて、あらゆるものの液性を調べたり
原っぱで拾ってきた金属片に電気を流してみたり・放置して錆びる様子を見たり
タンスの樟脳を水に浮かべたり・それで船を作ったり燃やしてみたり←?

あと、学研の【科学】と【学習】を、親に頼んで定期購読させてもらっていましたね~

原っぱや台所で体験したことを【科学】と【学習】で腹に落とし込んでいた・という感じですかね

それは「好きだから」という理由以外なにものでもないことなので

理科が「好きじゃない」子ども・特に今の子どもたちにとっては、
調べる手段は、教科書や資料集やネット上でしか・しかもひいては

受験のためでしかない・という苦痛・・・

それでは

理科が「好きじゃない」子どもに対して「好きになってもらう」にはどうしたらいいのか?
いや逆に

「なぜ理科が好きじゃないんだろう?」というヒントを知りたくて
読んだのがこの本です


ものが語る教室 ジュゴンの骨からプラスチックへ

著者の盛口先生は、長らく中高の理科教員をされていて、のちに大学で
【未来の先生たち】を教えている方です

【未来の先生たち】も、近年の教育を受けてきた学生さんなので
盛口先生が展開するフィールドワークや、『本物を見せ』て『考えてもらう』授業に戸惑いながらも、かつてただの暗記科目だった理科を見直す・ということに終始しています

やっぱり。。。

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今現在の、次女(中学生)の教科書を読んでも、これを丸ごと覚えるのか~と気の毒に思うし

丸ごと覚える前に、体験したり経験していたならば?という思いも過ります

理科には計算問題もありますが、それはものごとをしっかり理解したうえで取り組める部分なので、教科書上だけで完結するとは思えません(理解したことにもなっていないとも思う)

とはいえ、そういう環境でもゴリゴリ勉強してきた子たちが『学力』を身に着けて立派な大学に合格するので・・・なんとも奇妙な世の中でもあります

本書であるように、子どもたちがもっと『身近な自然』を授業で体験していたら・と改めて感じました・今の小~中の理科授業は『遠い自然』でしかなくなってしまっているなぁ。。。と

そして、理科の『学力』評価は、机上の暗記&計算テクニックでしか、計れないものになっている
気の毒ですね。。。

ご多分に漏れず()我が家のムスメたちも理科ぎらいのまま大きくなってしまいました😐
もうここは諦めて笑、ひたすら暗記してもらうしかないのですが
昨今の理科教育、このままでいいのかな?という思いが、この本を読んで再び頭グルグルしています

子どもたちが理科好きになるには・・・学校教育自体が変わるのを待つか
盛口先生のような先生を求めて、学校を探し、選ぶか・・・なのですかねぇ?

↑夏休みの自由研究のヒントになるかも?