こんにちは まめまめ です
皆さんは【二分の一成人式】をご存知ですか?
ちょうど4年前の今ごろ、長女が小学校4年生時にもありました・学校での行事です
行事?授業?その区分は不明ですが、小学校4年生すなわち10歳の子どもたちが、生まれてから今までをふりかえり、境遇に感謝し、これからの未来を誓う・・・という内容でした・保護者も参観します
長女の時は仕事がメタクソ忙しくて参観できませんでした(爆)ゴメンよ・・・
今回次女が4年生で、またもや二分の一成人式が行われるということで、長女の時と同様に、予め課題が出ました・それは・・・
・自分が生まれた時の様子(身長体重データと写真を添付)
・自分の名前の由来(どういう理由でこの名前になったのかを調べる)
・今までの人生の振り返り(10年間でこんなことがありましたという記録調べ)
・将来の夢(こういう大人になりたいなのか職業なのか、まぁ将来の夢を考える)
以上を、画用紙に書いたり貼ったりして学校に提出します
子どもが一人で調べるのは難しいでしょうね・必然的に親なりにヒアリングすることになるでしょう
私も母子手帳やアルバムを出してきて、次女と一緒になって調べました・出生時の身長体重とか覚えてないしwww
続いて名前の由来やら10歳になるまでの記録などを話していきます・・・ふんふんと聞きながら書き取る次女ですが、生い立ちに関する本人の記憶は ほとんどない ようです それゆえ、親からの聞き取りは必須ですよねェ
でも生い立ちなんて 特記すべき事項なし ですよ?!何を書けばいいんだ?!
お涙ちょうだい的な、特に苦労したエピソードもないんですけどwww
0才から6歳まで保育園に行きました
大きな病気やけがもありませんでした
ぐらいしか書くことがない!
よくよく思いだせば何かしらあったのかもしれないが、私の性格上イヤなことは秒で忘れるタイプなので、あの時は苦労したなー的なことは記憶から抹消しているのであった
「どんなことを書いたらいいのか、先生は何とおっしゃっていた?」と聞いたら「う~ん?よかったこととか?」
良かったことを書いておきますか
8歳の時、〇〇展で特選をいただきました(絵画ね)
9歳の時、スイミングで4泳法できるようになりました
ぐらいだよ!
極めつけは将来の夢→まだ決めていません
正直でよろしい(^o^;)
でもまー画用紙にうまいこと書いて(苦笑)学校へ提出した
長女の時も思ったけど・・・
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これを小学校・ましてや公立でやる必要あるのか?
という思いが沸き起こる・モヤモヤしはじめる
公立小学校というのは・・・
様々な境遇の子どもたちが集まっている場所です
どこで生まれて、その時の様子をヒアリングして・・・っていうのが、できない子も必ずいます
しかもそれを参観日に、本人の保護者以外の人へも、公に発表するんです・・・
次女の学校に、そういう子が居るのかどうかはわからない・だけど、それを一番理解・配慮しなくてはならないのは学校なのではないでしょうか?(いや・家庭事情は学校がすでに把握しているのは確実)
とどめは、両親への感謝の手紙 を子どもたちに書かせます・・・
感謝って・・・先生から促されて言葉にするものではないでしょう・・・
親の立場からすると、未成年の子育てをするのは当然の義務であり、感謝されることではない
子どもの立場から考えると
両親に「ありがとう」って言う気持ちになれない子だって、いるかもしれない・・・
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10歳って、私が思う以上に、教育現場では大きな区切りなのかもしれません
10歳の自覚・10歳の節目・10歳のこころとからだ・・・
そういったあれこれを、子ども達に意識させるのが狙いなのでしょう
ただ、その子の生い立ちを自認させ、公表することで、ケースによっては自身がマイノリティだと気づくことの方が、とても残酷なのではないかと考えます
そしてそれを、ほかの保護者にまで公表するものではない と、私は考えています
公立の学校だから、いろんな子どもがいる
このことを、学校側はどのように考えているのか・を
二分の一成人式に対するアンケートに書こうと思います
出自に関するモヤモヤを消し去りたい青年を題材にした 砂の器 のように、触れてほしくないことだってあるのですから・・・