【面倒見のいい高校とは?】私立高校と都立高校とではその意味合いが違います・子どもに合った受験校選びを

■この記事は2019年10月5日に公開しました■

こんにちは まめまめ です

中学三年生のお子さんは、部活の引退もして

どんなにノンビリさんでも

ぼちぼち本気の高校選びをする時期になってきましたね

高校の文化祭や体育祭を見学したり、説明会に参加したりと親子ともに多忙になってきます

我が家は現在都立高校2年の長女と、公立中学1年の次女がいて、今は時間を作っては次女の受験校探しをしています(3年生になってからは遅いので~

売り文句として【面倒見の良さ】を挙げている高校も多いですね・長女の高校受験時の経験と、最近の状況とで感じたことを今日は書いていきます

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面倒見のいい高校とは?

【都立高校の場合】

都立高校には東京都教育委員会から指定される、進学指導重点校/進学指導特別推進校/進学指導推進校といういわば【ステータス】を与えられている高校があります・他にも東京グローバル10指定校や進学指導研究校などもあり、そういったステータスを持った高校は面倒見がいいと言っていいでしょう・東京都教育委員会サイト内の【都立高校等検索】ページで探せます~

【都立高校の面倒見の良さとは?】

長女の通う高校もそうなのですが【普通にやっていればなんとなく力が付く】し【もっとやる子は更に伸びる】仕組みになっています・学校行事として勉強合宿や夏期講習、朝学習や外部模試受験、昨今話題の英語外部検定試験への対策なども高校がやってくれています・保護者会も年に4回あり、高校から保護者への情報提供も手厚いです

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【都立高校のデメリットとして】

公立ならではの【全体的になんでもやらせる】方針なので、賛否両論ある【ボランティア活動】や部活加入、文化祭合唱祭など社会性を求められる行事が多いです・「勉強だけやりたい!」というタイプのお子さんにはつらい三年間かもしれません。。。

【賛否両論?】都立高校の「人間と社会」単位不足で進級危機?の巻

次に私立高校についてです

【私立高校の場合】

私立高校は、やはり進路実績が経営を左右ますから、出口の良さを宣伝せざるを得ない背景があります・説明会に行くと大抵【塾や予備校要らず】をアピールしてきますが、そこにはいくつかのポイントがありますね

【私立高校の面倒見の良さとは?】

・大学付属校の場合

内部進学が目当てで入学したもののズッコケるケースがあるので合格したからと言って油断してはいけませんという記事を書きました↓

大学付属校が大人気の今ですが確実に内部進学できるのかな~?という疑問

・中堅校の場合

偏差値60未満の高校だと言葉は悪いですが【おしりをたたいて勉強させる】傾向が強いなと感じました・その最たる?特色が【校内個別指導】でして、放課後にチューターのいる自習室に集まり個別ブースで勉強するという。。チューターは大手塾から派遣されている講師で、校内個別指導を受けるには別料金が発生します(結局課金ゲー)・塾要らずとはいえ塾には変わりないですね・しかし勉強だけしたい生徒にはバッチリだと思います

・中学校のある高校の場合

中学から内部進学してきたお子さんの方が勉強の進度が早いので、大学への進路実績も内進生が稼いでいる内情も否定できません・高入生への【面倒見の良さ】の実態はどうなっているのかを、個別相談会などで確認しておくことをお勧めします

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【まとめ】

【面倒見の良さ】とは非常に都合のいい言葉だと思っています笑笑・いろいろな意味で使えますから、それが何なのかを吟味するのが親の役目だと思っています

限られた時間の中での受験校選びは、ともすると【いいところ】に目がくらんでしまい、特に【親先導で】決めるケースも少なからずあると思います・しかし高校の3年間というのは公立中学のそれとは大きく異なり【高校間でのクセの強さ】がモロに出ます・あくまでも高校に通うのは子ども自身ですから、お子さんの性格や希望に沿った受験校選びをしていきましょう!

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