子どもの将来の夢と親の職業との関係を考える

こんにちは まめまめ です

先日、小学校の卒業式がありました

毎年恒例で、PTA冊子には卒業生の【将来の夢】一覧を載せるというのがありまして、いつも楽しみにしているんです

今の子ども達って、どんな夢を持っているのかな?

冊子を見てみますと・・・

例年多いのが 医師 医者 お医者さん という社会的ヒエラルキートップの職業w

この小学校、中学受験する子が6割もいますので、医師を目指す子は、きっと将来の夢を見据えた勉強をしているに違いありません

高い学力=医師という図式もどうかなと感じますが、学力だけでなく人間性も豊かになってほしいな~なんて・・・ええ負け犬の遠吠えですよwwwww

高い学力をお持ちなら官僚・司法や、ガチでアタマで勝負するなら難関資格のアクチュアリーなんていう選択肢もありそうですが、きっと医師の方が子どもたちには身近で、立派な職業というイメージがあるのでしょう

もちろん、親が医師だというご家庭もあります

お父さんみたいなお医者さんになりたい!と子どもが感じるなんて、お父さんは嬉しいでしょうね

そうそう、次女の二分の一成人式でも、将来の夢を壇上で宣言させられましたっけ(苦笑

小学四年生で将来の夢を考えるというのもちょっと早すぎなのではと感じますが、二分の一成人式の前に授業で仕事調べなるものをやったそうです

世の中には、どんな職業があって、どういった仕事をしているのか・・・を、調べていました

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例えば、上記のように医師という職業は、それ自体が名称独占しているワケですから、まーわかりやすいですよね

ここで官僚とかを調べてくる子はさすがにいなかったw家族や親類で官僚がいれば調べる子もいたかもしれませんが、やはり身近な人の職業って大なり小なり影響あると思うのです

我が家は夫も私も『師』業ですが、娘たちにはイメージ悪いみたいwww

メチャクチャ働いている割にはそれほど稼ぎがいいっていうワケではなく(失笑)むしろ仕事上のストレスが多大で訴訟のリスクもあってミスなく仕事して気が抜けない職業ということで

ハッキリ言うとオススメできないです(爆

っていうかマニア向けなので好きでもない限りできません

何が言いたいかと言うと、職業なんてものは

自分で決められる人なんてほんのわずかで、大多数の人たちは

これじゃなかった感

を背負いながら生きているんです(^o^;)

どんなに好きで就いた仕事であっても、そればかりをやってオカネを稼げるというワケではなく、その仕事や環境全般に耐えうる精神や頭脳・続けられる身体をもって、初めて成り立つのです

その為には、子ども(社会人になるまで)のうちは様々な体験・経験、人間関係の形成、社会的なかかわりを、たくさんしてほしいのです

憧れと実際は必ずしも一致しません

子どもに将来の夢(ここでは職業選択をいう)を語らせるのは、逆に選択肢を狭めてしまうのではとも感じてしまいます

我が家の娘たちには

急がなくていいよ・時間をかけて自分自身を豊かにしていってね

と語り続けています(^o^)

だから、将来の夢を職業で語るのではなく

やさしい人になりたい

お母さんになりたい

誰かの役に立ちたい

という子どもたちに、むしろ胸がじーんとしたのでありました