【古典落語】宿屋の富を聴いてお金持ちになるヒントを得るの巻

こんにちは まめまめ です

齢45のアテクシ、若いころに。。

三代目古今亭志ん朝にハマりまして

にわかではありますが、落語をたくさん聞きました

志ん朝の落語は非常に聞き取りやすく、テンポもいいので

初心者のワタシでも噺を理解できたところがハマった理由です

さて【古典落語】というジャンルがあるのは皆さんご存知の通りで

江戸時代を生きる人々の暮らしや文化、情勢などがわかって

日本史の授業を聞くよりも()鮮やかに風景が浮かび上がります

【宿屋の富】という噺

あらすじはググれば読めますので割愛しますが

改めて聴くとなるほど~と唸ってしまうくだりがあります

そのくだりとは。。

[ad#co-1]

宿に泊まりに来た客が↓

「アタシは働いちゃ~いないが、ご先祖が働いちゃ貯め残し働いちゃ貯め残ししてくれたもんで、金蔵がいっぱいなんだよ・アタシも使っているんだが金がどんどんと増えて困ってるんだよ」

宿の主人が↓

「ワタシなどは金が入ってきたらすぐに出ていきますが、どんどん増えるってどういうことですか?」

と尋ねます

「天下の通用金を蔵に眠らすのは誠にもったいない・そこであっちの大名に何万両・こっちの商人に何万両と貸す・そうすると金が世の中の役に立つ、蔵も空くといいことなんだが、すぐに返しにくるんだよ~貸した分だけじゃなくて利息がつくんだよ」

「そうこうしてると利息が山のようになってくるもんで、蔵もいっぱいになるし、ま~困っているんだよウーン」

宿屋の主人も、聴いているアテクシもポカーンとしてきます

そして、まさしく金言?が飛び出します

「旦那様のように御運のいいお方は、金が金を呼ぶと申しまして」

・・・・・

この噺の肝はココではなく、さわりの範疇ではありますが

江戸時代にも、こういった【お金に働いてもらう】という文化があったんだなぁと思うと、あくせく働き小銭を稼ぐアテクシにはなんだかなぁっていう気分になってきます笑

ここでポイントとなるのが

先祖代々が築いた金=種銭

大名や商人に貸す=投資する

現代に置き換えるとこうなりますね

投資対象は、現代ではたくさんあって

国に貸せば国債・企業に貸せば社債・株式も買うことによって配当を得られます

お金に働いてもらって見返りを得る=不労所得

そして不労所得は種銭を作ることから・だとも考えています

ワタシは割と子どもの時から無意識にお年玉を貯めてはリッチョーやワリチョー、公社債投信を買って利息を得ていまして

その後は日本国債を買い始め、長期に運用し、それを種銭にして

数年前から株式投資を始めて、ようやく利息や配当で再投資できるようになってきました

・・・っていうのを、江戸時代にはすでにやっていたんですね。。

ぜひ【宿屋の富】聴いてみてください!オチにガックリきますが笑笑

そして【芝浜】も大好きです↓

【芝浜】のおかみさんに学ぶ