■この記事は2021年7月25日作成・26日に公開しました■
こんにちは まめまめ です
我が家の次女、中学三年生
夏休みに入ってから、朝~夜22時くらいまで
塾に缶詰めです(;・∀・)
夏期講習会と夏期集中特訓で、ほぼほぼ休みナシではありますが
そのスケジュールを縫って高校の説明会へ出向いています
今のところ、夏休み中に参加するのは。。都立2校と私立1校、オンラインの私立2校くらいです
コロナで人数制限もあるし、予約も争奪戦でなかなか取れませんが
もう少し見学する高校を増やしたいものです
さて
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こちら東京都の高校受験では【併願優遇】という制度があります
ほとんどの生徒さんはこの制度を利用するかと思いますが、利用するには私立高校で
『個別相談』 を受ける必要があります
大抵の高校説明会では、個別相談も同時開催していると思います・今回はその個別相談について、書いていこうと思います
私立高校の『個別相談』とは
もくじ
『個別相談』の目的
お子さんが受験生なら、その年度における内申基準を確認し、出願資格があるかを聞くことです!内申基準とは、その高校が求める数字。。例えば「3教科で12以上」とか「5教科で20以上」、高校によっては9教科でも条件を設定していることもあります
ここで注意が必要なのは、あくまで当該年度に限る数字だということです・昨今はコロナのせいか?その年によって内申基準を変えてくる高校もありますので、実際に出向いて確認する必要があるのは、そのためです
ちなみに、高校のサイトでその数値を公表している・していないのも様々です
行かなきゃわからないと考えていた方がいいですね
『個別相談』では何を話すか?
とはいえ、今の時点でその高校を受験するかもわからないし、無暗に個別相談なんか受けていいのかしら・・・?と考える方もいらっしゃると思いますが、個別相談を受ける分には
全く問題ありません!
【併願優遇】は、実際に出願する高校が決定した時点(冬)で中学校→高校への申し送りがあるので、それまで何校個別相談に行っても構いません
時間も限られていますし、今のうちにたくさんの高校に出向いて『個別相談』を受けておくことをお勧めします!
『個別相談』実際の流れ
今までの経験から書くと、高校から渡される書式に受験者の情報を記入し、それを元に『個別相談』が進んでいきます
受験者の情報とは、居住地・出身中学校名・部活動、通っている塾の名称、そして最も大事なのが
各教科の評定(内申)!!
これが無くては話が始まりません・『個別相談』でも、まずそこから始まります
『個別相談』での持ち物
・成績表(通知表)の原本(もしくはコピー)
今、この夏休み時点では、3期制の中学校なら1学期の成績(内申)が出ているはずです・その数値を『個別相談』で見てもらいましょう
実際に出願時に用いる内申は2学期のものですが、その高校が求める数値との比較・確認ができます
成績表の原本があれば持参し、コピーもしていけばそのまま高校へ提出もできます
蛇足ですが、次女が通う中学校ではファイル形式の成績表で、保護者が見て捺印後に学校に返却するというシステムでして、成績表を家に持ち帰ったらコピーしないと個別相談に持っていけないというトラップがあってヒヤヒヤしました←
お子さんの成績表(通知表)が出たら即コピー!をしていただき、それを持参するとよいかと思います^^
・各種検定合格証の原本
高校によっては、中学校での内申点に加算するものとして【英検】や【数検】なども加味してくれる場合があります・個別相談ではそれを証明するものを持参して、利用できるかを確認できます
なお各種検定については過去記事をご参照くださいませ↓
各種検定の加点措置は、各高校によって非常~にまちまちです!加点措置のない高校もあるし・・・それでもぜひ持っていきましょう!
・部活動の成績を証明するもの
今は、コロナで部活動の大会なども控えめだとは思いますが・・・例えば長女は吹奏楽部だったので、吹奏楽コンクールでいただいた賞状のコピーを持参しました(加点してくれました)
吹奏楽コンクールはもちろん団体競技で、賞状は学校に1枚しかありません!なので顧問の先生にお願いして、コピーをしてもらいました
・個人的な活動を証明するもの
部活動以外で、個人的に取り組んでいるスポーツや芸術活動があるのなら、それを証明するものも有用だと思います・かつて知り合いのケースでは、バレエや書道、ゴルフなど、部活ではなく外部で活躍したお子さんは、それらを活用されていました
・各種模擬試験の帳票
お子さんによっては、通っている塾や個人的に受けた模擬試験の結果を持っていると思います・その原本を持参することもお勧めします!・・・ここ東京都では内申点に関してモヤモヤもあって、内申点では測れない学力を模試の偏差値で判断することもあります!
ただし、この模試が【何の模試】なのか(V・W・駿台など)、また【受けた時期】も重要なので、併願優遇で利用できる【模試の条件】も『個別相談』で確認しましょう!
【内申基準】が足りなかったら・・・?
高校の説明会に参加し、いざ『個別相談』の席に着いたら、まさかの【内申基準】が足りなかった。。。としても、退席する必要はありません
内申基準が足りないのなら、この後どうすればいいのか?を、高校の先生が助言してくれるはずです!!
今は「もう夏休み」ですが「まだ夏休み」なのです!
出願する成績(内申点)が出るのは2学期ですから、それまでの対策をきっと助言してくれるはずです
検定試験を取ればいいのか?模試を受ければいいのか?あるいはコースを変えるとか・・・
いずれにしても、この夏休みのうちに「その高校が求める生徒像」を把握することが肝心なので、できるだけ多くの高校に行ったほうがいいというのは、そのためなのです
とある高校で、どうしても内申基準が足りないようだ・・とわかったら、対策を立てるなり、あるいは次の高校!というふうに、前向きに進んでいきましょう!
私立高校の『個別相談』まとめ
このご時世で苦労して予約した高校説明会、せっかくならぜひ『個別相談』も参加しましょう!
コロナで高校の中に入るチャンスもそうそうないですから、この機会に高校の先生とお話しして、今の【自分の立ち位置】と【その高校との距離】を知るためにも利用しましょう
また、サイトなどでは公表していない『特待制度』や『塾推薦』という、個別相談ならではの情報を得られるかもしれません
繰り返し書きますが、受ける予定じゃない高校でも『個別相談』は参加すべき!です
あとになって、やっぱり受けるとなっても、出願条件がわからなければ時間の無駄ですし
コロナ禍での高校受験は、皆さん苦労しています・お互いにがんばりましょうね!!