【高校受験2022に向けて】内申点加算に使える検定って何?費用対効果を個人的に考えるの巻

■この記事は2021年4月3日作成・5日に公開しました■

こんにちは まめまめ です

我が家の次女、この春で・あと数日で笑

新 中学三年生です〜(都内公立中学)

と、いうことは。。。

高校受験生 になってしまいます(;・∀・)

4年前、長女も同じく高校受験をしましたが・・・次女の場合、
その時の経験が生かせない受験パターン
になりそう・・・

とはいえ、できることは取り組んでおくことには変わりないので
高校受験における【内申点加算】対策します!

今回は、英検・数検・漢検という検定試験について
効果・費用・対策などを、比較検討してみようと思います
※東京都の場合です・また個人的な意見なのでご参考程度にお読みくださいませ※

高校受験に利用できる3つの検定試験について

・【英検】

1:【英検】の効果

英語検定試験は歴史も古く、資格として認められるので、その効果も広範囲に渡ります
高校受験でも同様に、多くの私立高校で『併願優遇』や『推薦入試』での【内申点加算】の要素になります
ざっくりとですが『併願優遇』の目安として
英検3級で1点加算  または
英検準2級で2点加算 のパターンと

英検準2級で1点加算 のパターンがあり、
各高校が発表する要項をしっかりと確認する必要があります!!

2:【英検】の費用

では、英検3級と準2級の検定料(費用)ですが、以下のようになっています↓

英検3級  ¥7,900-
英検準2級 ¥9,200-
※個人受験・本会場受験の場合です
正直お高いな〜と感じている(最近値上げした)

↑この費用はいわゆる従来型という、本会場で筆記試験を受けるタイプです
最近ではS-CBT方式でも受験できますが・・・PC上での解答方式なので
お子さんによって向き・不向きがあるかな〜と思います・ただ費用面では従来型より500円ほどお安くなっております

3:【英検】の対策

中学校の学習範囲で取得できるのは3級までなので、準2級では必然的にテキストや問題集で演習することになるでしょう・かつて長女もテキストを買って対策しました・これは3技能のうちReading-Writing-Listeningの対策です

ただSpeakingに関しては【対人間】なので練習が必要です・長女は個人指導塾で対策してくれましたが・・・次女は集団塾なのでやってくれないだろうな〜どうしよう🥺

・【数検】

1:【数検】の効果

【数検】も、3級以上で【内申点加点】要素になりますが、英検よりも実施している高校は少なめです(アテクシ調べ)しかも【加点】ではなく【考慮する】程度に発表している高校もありますので注意が必要です
【数検】は、高校受験のために取得するよりも、数学が得意なお子さんが腕試しで受験する・といった感じかと捉えています

2:【数検】の費用

数検も個人受験と団体受験がありまして個人受験の場合ですが

数検3級  ¥4,500-
数検準2級 ¥5,200-

なので、英検よりも安価です!ただ、個人受験だと試験日程が年に3回しかなく、1回目はすでに締め切っているので、2回目の7月と3回目10月になりますね〜10月は高校説明会&見学が重なる場合があるでしょうから、早めの7月受験がいいかもしれません
一方提携会場での受験は日程が多く設定されているので、個別指導塾に通っているなら受験機会が増えるでしょう

3:【数検】の対策

3級で、合格の目安が中学3年生レベルということなので、先取り学習をしているお子さんは早々に取得できるのではないでしょうか?とはいえ一応過去問も解いておいた方がいいかと思います
ちなみに過去の合格率ですが、2019年度で
数検3級  61.9% 
数検準2級 48.9% だそうです

・【漢検】

1:【漢検】の効果

【漢検】もまた内申点加算の要素になる高校がありますが、やはり英検よりも少ないですね・どちらかというと『推薦入試』狙いなら取得しておく感覚でしょうか(←個人の意見です)
受験の目安としては3級(中学卒業程度)になりますが、漢字が得意なお子さんなら準2級を取得すれば、より効果も上がるでしょう
ただ、漢字が得意なお子さんは既にバシバシ取得しているので、ノンホルダーのお子さんが中3になってから漢検のために勉強時間を費やすのはどうかな〜とも思います

2:【漢検】の費用

費用面では【漢検】がダントツでリーズナブルです!

準2〜4級 各¥2,500-

英検分で4回受けられますね←
なお、検定日は個人受験で6月と10月中旬ですので、数検と同様に早めに受験しておきましょう
また団体受験は多めに日程設定されていますので、通っている塾などにご確認くださいませ

3:【漢検】の対策

漢字は、普段から読み書きしているから、特に対策しなくても大丈夫でしょ〜・・・という考えも過ぎりましたが、甘かったです・例えば漢検3級の合格率ですが
2020年度第1回 48.8%
2020年度第2回 50.0%

なんと約半数しか合格していません!
やはり過去問でしっかり対策しないと、簡単には合格もらえませんね

・高校受験における英検・数検・漢検【まとめ】

1:総合的に考えると【英検】

一般的に高校受験では、やはり【英検】取得が鉄板かと考えています
そのメリットとして

・英検を加点要素にしている高校が多い(できれば準2級を!)
・英検対策と高校受験の勉強とを並行できる
大学受験にもつながる

英検対策が高校受験勉強にもつながる・というのは、私立上位校や都立自校作成校だと中学校での学習以上の英語力を求められます・なので準2級や2級をチャレンジすること=上位校挑戦への足場固めにもなるでしょう
また、大学受験でも英検を持っていると何かと使えます↓

【2021年大学入試】大学受験で英語科目を当日受験するか・外部検定試験を利用するか問題

一方デメリットとしては

・従来型検定料が高い(一次免除でも同じ検定料が発生する)
・英検S-CBT方式は中学生には難しい

なにしろ検定料の値段がお高い😅長女の時は2級でも6千円台だったと記憶していますが・・・準2級で1万円弱かかるのは、家計的になかなかのインパクトだと思います

また、S-CBT方式だとPC画面上で問題を読むので、例えば長文の主語に印をつける・とか文中にアンダーラインを引いておく等ができない・・・ので、少なくとも我が家の中学生次女には不向きです🥺

2:得意分野の到達度を図るために【数検】【漢検】

数検も漢検も、3級が中学3年生程度・ということで、学習の到達度を知るために受験するのもいいかと思いますが・・・中学3年生はただでさえ忙しいので、できればこのふたつの検定は中学2年生までに取得しておくといいですね!

また高校受験で利用するならば、遅くても夏までに受験しておきましょう!

3:最新情報を集めましょう!

特に昨今では新型コロナウイルスの影響で、高校受験の状況も日々変わっていくでしょう
しかしながら高校側からWEB上で積極的に情報公開することもあれば、説明会や個別相談での発表のみという高校もあります

また、高校は塾関係者向け説明会も行っており、ぶっちゃけ
高校→塾→塾に通う子&親
という、クローズな情報もあります!!
せっかく費用をかけて通っている塾ですから、気になる高校があれば、ぜひ問い合わせてみましょう!

ということで、3つの検定について書いてみました・我が家の場合、次女が通っている塾では【日曜特訓】が始まるので、検定試験をうまい具合に受けられるように・・・と、今からスケジュール帳に出願〜検定日などを書き込んでいます


4月始まりスケジュール帳が便利です

日程との戦いになると思うので・・・お互いにがんばりましょうね!!