【コッソリ話】公立中学で内申のいい子ってどんなお子さん?過去の経験からアテクシまめまめが語ります

■この記事は2021年7月11日作成・12日に公開しました■

こんにちは まめまめ です

先日の記事で、現在中学三年生の我が家の次女の

内申点があまりに不甲斐ない・という

記事を書きましたが

アテクシ的には、次女の気持ちも「かわいそうだな」と思いつつも、経験上での感想は

まぁそんなもんだろうナ

というふうに受け止めました
東京都の公立中学校における『内申点』というヤツは永遠の謎であり、こうしたら上がる!という定石もありません

ただ、多少の努力・というかスパイス的な要素もあるっちゃある・という過去記事↓

【中学校の成績表】実技教科の内申点を上げる方法とは?過去の経験から推察してみます

【高校受験2022に向けて】内申点加算に使える検定って何?費用対効果を考えるの巻

今日書く内容は全くの個人的意見であり、同じ東京都内でも地域差などもあるので
もしよろしければ、ご参考程度にお読みくださいませ・今回の内容は

内申点は公立中学校入学から決まってる?説です

公立中学校で【内申点の高い子】とは

・中学受験経験者(特に都立中)

東京都には都立中高一貫校がありまして、入学難易度もさることながら、その倍率には毎年驚かされています↓
東京都教育委員会令和3年度中等教育学校及び東京都立中学校入学者決定応募状況(pdfが開きます)

都立中一校につき500~千人弱の応募者が集まり、総数では7,400人ほどの受験者がいて
残念ながら不合格だったお子さんがざっくりと6,000人いる・ということになります

都立中を受験するお子さんは、国立・私立中も併願しているケースと、都立中一本で挑むお子さんともいますが、都立中一本のお子さんは、大抵塾の『都立中向けコース』に通っているそうです

で、都立中が不合格だったお子さんは、地元の公立中学校に入学して。。。

無双します

次女が通っている早稲アカの先生も仰っていましたが、都立中受験のための学習は理社をゴリゴリ演習するので、そんなお子さんは既に中学入学時から【遥か前方を走っている】状況なのです
理社だけでなく、文章を書くための訓練や資料を読込み・判断するトレーニングも積んでいるので、公立中学の定期考査は楽々の楽勝なわけです・それは国語も数学も同じです

ちなみに定期考査は、普段の授業範囲の問題だけでは上位層において差が出ないので、難易度の高い問題も出ています
それはのちの都立高校受験において『自校作成校』が存在することと、同様な理屈なのでしょう

・私立中学受験経験者

次女が通っている早稲アカの某校舎ですが・・・今年は例年以上にTクラスの人数が多い!
Tクラスというのは国立早慶を目指すお子さんが集まるクラスです(ちなみに次女はRです)

なんでこんなにTが多いの??と思ったら、どうやら高校受験リベンジ組らしいです
私立中学受験では残念な結果になってしまって(併願校に合格しても妥協しなかった)
。。それでも、中学受験でバシバシ勉強(先取含む)してきたから、目指すは国立早慶・必然的にそうなりますよね

Tのお子さんたち、Rよりも授業時間やコマ数も多いし、付いていくだけで大変。。。ですが、おそらく高校受験に向けて自信をもって学習しているので、ドロップアウトも少ない(てかいない)

そんなお子さんにとって、中学校での学習はもはや復習の範疇でしょう・定期考査も余裕ですね

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・帰国子女

長女・次女ともに通っているこの中学校では、
親御さんが海外赴任されていて、お子さんとお母さまがだいたい中2の2学期くらいに帰国→転入してくるケースが毎年のように数例いらっしゃいます

そのお子さんというのが、また強い!!

まず、海外の主要都市にはだいたい大手の塾が進出しており、お子さんはそこでメチャクチャ勉強してくるのです(SAPIX駿台早稲アカ・・・)

そして海外生活で身についた【自主性】や【主体性】も身に付き、語学も携えての帰国ですから、日本の中学校に入ればキラリと光る存在になり・・・その子たちの進学先は推薦でICUや早慶でしたね~男女ともに^^

・地域差

これは前述パターンとは別の考察です・地域差のおはなし

現在大学生の長女が中学生の時、吹奏楽部でした
途中で顧問の先生が異動されて、新たに赴任されたのは都内某所からいらした音楽の先生

その先生は、部活動保護者会の時にこんな話をしてくださいました

「前任校では、授業で楽譜のプリントを配るそばから、紙飛行機になって音楽室を飛び交っていた、そんな学校でした・ところが、この〇〇中学校に来てから、生徒たちは礼儀正しいし、プリント類は率先して配ってくれるし、授業態度も素晴らしく、同じ都内でもこんなに違うのかと正直驚きました」

(;・∀・)えぇ??!??!!

・・・よく他人様のブログで「地元中学校が荒れているので中学受験させます」というのを見ますが、実感として「うちの中学、てか区内の中学校は荒れてないけど。。?」と考えていましたが
今でもそういう地域()はあるらしいですね

コッソリ話・ですが【授業の関心・態度】への評価は、地域差も否定できない・と思います

また、当方の中学校での話で恐縮ですが、ピアノを弾ける生徒さんも多いです・うちは習っていませんでしたが😓
音楽の定期考査で、授業範囲以外の問題として【音符の計算問題】が出たのは、普通の問題では差が出ないから・だとも考えています

地域差で内申点に違いはあるのか?問題ですが、あるような?ないような?
東京都教育委員会が毎年発表している報道資料も見てみますが
正直なんとも言えねぇ(@_@)
校長先生次第・・・ですかね(コソ

ただ、品行方正なお子さんが「そーゆー地域」の中学校にいたら、案外内申点はイケてるかも・・・?
内申点は絶対評価です!と掲げつつ【授業への関心・態度】はAをもらえるかもしれない!?

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内申点がいいお子さんとは【まとめ】

重ねて書きますが、東京都の公立中学校の内申点は絶対評価です

とにもかくにも、学力が第一

学力というのは・・・定期考査での得点が大きくモノを言うことは、確実でしょう

ただ、その定期考査というのも、上位層の得点差をつけるために、難易度の高い問題がどうしても入る・それを得点化できるかどうかは・・・言葉はアレですが

チート

部分もある!と考えています
すなわち、入学前に積み重ねてきたこと・です
いやいや、チートが悪いというわけではなく、ちゃんとしっかり小学生のうちから学習してきたことは決して無駄ではないということを言いたいのです

逆を言えば、ノホホンと過ごしてきたお子さんには厳しい現実が待っている・ということです
まさにウチがそうです←

ただし、そうであっても決してあきらめず、腐らずに勉強し続けること・それが大事なのです

手前味噌で恐縮ですが、かつて長女はド底辺から都立中堅校へ合格できました
それはある意味根性も鍛えられ、のちの高校生活や大学受験に大いに活きたこと、ひいては今後の人生においても大きな自信となることでしょう

内申無双のお子さんには到底かないませんし
「なんでウチの子は3ばかりなの?」と嘆く方も多いと思いますが、その背景には
小学校時代から、長年積み重ねてきたお子さんがいる
ということも、理解しておく必要があるでしょう