■この記事は2021年4月13日作成・14日に公開しました■
こんにちは まめまめ です
我が家の次女・この春で中学3年生になりました
新学年早々、中学校から【年間予定表】が配布され
親のアテクシ、せっせとスケジュール帳に転記しています
公立中学生である以上、高校受験は避けて通れない『試練』なので
(;・∀・)
失敗のないように、親も気を引き締めている次第です
さて・・・
公立中学校に行くと必ず?誰もが?陥る
内申点=成績通知表の謎 ですが
どうして内申点不審が生じるのか?
我が子の通知表があまりに不甲斐なく「え?なんで?!」と狼狽するのか
・・・転じて【私立中学への流入】へとつながるわけ を
中学校から配布された資料に基づいて、もう一度おさらいしてみます
※ムスメの中学校の場合です・ご参考程度にお読みくださいませ※
都内某公立中学校の成績通知表について
もくじ
・【評価】について
【評価】とは、各教科において3観点で評価され、「A」「B」「C」の3段階で示されます
3観点とは、以下の項目になっています↓
1:「知識・技能」
2:「思考・判断・表現」
3:「主体的に取り組む態度」
この3つそれぞれに「A」「B」「C」と評価されます!
数値化されているのは「知識・技能」「思考・判断・表現」
上記のうち「知識・技能」「思考・判断・表現」は、定期考査(中間期末テスト)内の設問において設定されており、「知識・技能」は〇〇点、「思考・判断・表現」は△△点、合計で□□点のように答案が返却されています
これらはテストの結果で評価されている=数値化されている項目なので
我が子の答案を見れば、どんな学習状況なのかがわかるようになっています
達成値について
定期考査で点数化(=数値化)されたら、それを元に観点別評価が出されます↓
評価 | 観点別評価 |
A | 80%以上の達成値である場合 |
B | 50%以上80%未満の達成値である場合 |
C | 50%未満の達成値である場合 |
↑のように、80%以上で「A」なので、やはり定期考査を疎かにしてはなりません
定期考査は常に80点以上を目指しましょう!
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教員の判断によるところの「主体的に取り組む態度」
しかしながら相変わらずグレーなのが「主体的に取り組む態度」という項目ですね
(;・∀・)
「態度」は、まぁ机におとなしく座っていればオッケーなのかしらん?と想像しつつも
「主体的に」って何だ?なのかは未だに判明していません(アテクシ調べ)
ちなみに長女が中学生のころ(次女も同じ中学です)、授業参観に行ったときにいた、とある生徒さんは・・・
授業中の先生の話に相槌を打つ
先生がプリントや教材を配る際に率先して手伝う
授業範囲以上の予習(調べもの)をして挙手発言する
などなどを・・・
決してイヤミでなくとてもスマートにこなしていた
結果都立トップ高校です・まぶしかったですね・・・
その子だけでなく、そういった模範的生徒がゴロゴロいるんですよ・・・なので
素行が普通の生徒はあくまで『普通』なワケです!
そんな生徒の評価はおそらく「B」でしょうね
評価するための基準
上記のように3観点において「A」「B」「C」と評価が出たならば、それがどのような結果(=評定)になるのか?ですが、3観点それぞれ100%ずつ満点とすると、以下のようになるそうです
なおABCの並びは左から順に「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」になっています↓
AAA=5か4 BBB=3
AAB=5か4か3 BBC=3か2
ABB=4か3 ABC=3か2
AAC=4か3 BCC=3か2か1
ACC=3か2 CCC=2か1
↑のなかでブチ切れそうになる(笑)のが「AAB=3」がついたときですね!
これはテストの点数が良くても「主体的に学習に取り組む態度」が足を引っ張ったケースになります・・・なんか態度で低評価だと我が子の存在を否定されたかのような気分になるので、個人的な意見ですが最も不甲斐ない項目であると考えています
話が前後しますが、これも数値化されているそうです・以下に書きます
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・【評定】について
【評定】とはいわゆる5段階の成績=【内申点】でございます・・・この数値が高校受験に大いに影響するので看過できないわけですね・ちなみに都立高校入試では換算内申という数値を使います
3観点の評価から【評定】へ
評価からどのように評定になるのか?は以下のようになっています↓
評定 | 判 断 | 達成値 |
5 | 十分満足できると判断されるもののうち特に程度の高いもの | 90%以上 |
4 | 十分満足できると判断されるもの | 80~90%未満 |
3 | おおむね満足と判断されるもの | 50%以上 |
2 | 努力を要すると判断されるもの | 20%~50%未満 |
1 | 一層努力を要すると判断されるもの | 20%未満 |
ということで「5」を取るには90%以上の達成値!を得なければならないので逆に
「5」をもらうというのはガチでマジで相当な生徒です
例えば
3観点がABA=5の生徒さんがいて
内訳が97%79%97%=達成率91%なので「5」
一方3観点でAAA=4の生徒さんがいたとして
内訳が85%80%80%=達成率81%なので「4」ということになります
そして前述ブチ切れ例のAAB=3で「ハァ?!」となって、
その内訳が90%85%55%なら達成率76%なので「3」です・・・
エグい🤮
また、特徴的?なのが「3」の層
非常に厚いです
達成値が50~80%未満・ということで、テストで7割とっていても「3」でしょうし
テストで5割程度しかとれなくても「3」ということです
これは非常に『怖い』層です・・・「3」だから普通だ〜と思っていたら大間違いです!
そして「3」から「4」に上げるのは最も困難だと言われています(長女の時の塾長談)オール3の高校選び、慎重にしましょう↓
だからこその中学受験
以上書きまくった公立中学の【評価】【評定】からの内申点制度ですが、やはりこの辺に不信感を持つ親御さんは少なくないです
ヒト(先生)の主観=「主体的に学習に取り組む態度」で成績が左右されるならば、高校受験のない中高一貫校への流れが生じるのは、自然なことでしょう
我が家のある都内(城南地区)も、3~4割のお子さんが中学受験しますが
逆を言えば6~7割は公立に入学します(我が家もしかり)
なので、猫も杓子も中学受験!ではないことも、明記しておきます
都内公立中学の成績のつけ方【まとめ】
改めて成績のつけ方をおさらいしたら、正直「キツいな・・・」とも思いました😰模範的な生徒さんもゴロゴロいるし、中受リベンジ勢や帰国勢、さらに私立中からの転入勢も加わって、ザ・普通の我が家の次女も相当頑張らないと高校受験を乗り切れません
とはいえ、周囲が優秀なのは最早関係ないのです(絶対評価なので)
「態度」面はどうしようもないかもしれないけれど、「学習」面は自分次第で点数を上げられますから、くさらずに積み上げる・これしかないです
そして、長女の高校受験でも経験したのは、勉強だけでなく
人生経験としての統括的な鍛錬・試練も決して無駄ではなかった
ことも記しておきます・長女の高校~大学受験まで共に歩んできて、実感しています
高校受験は大きな試練ですが、乗り越えれば一回りも二回りも大きく成長できます!
親御さんは、いろいろ不安だと思いますが
子どもを応援して、合格をつかみましょう!!
イッショニ\(^o^)/ガンバロー